「トレードでいつも損切りが遅れてしまう…」
「利確ポイントが分からず、利益を伸ばせない…」
そんな悩みを持っていませんか?
今回は、フィボナッチ・リトレースメントを使って
誰でも簡単に利確や損切りラインを設定する方法を
具体例とともに解説します。
目次
フィボナッチ・リトレースメントの使い方
- フィボナッチを引く場所を決める
- 上昇トレンドでは「一番安いポイント」から「一番高いポイント」にフィボナッチを引く。
- 下降トレンドでは「一番高いポイント」から「一番安いポイント」に引く。
- 上昇トレンドの波が 100円 → 150円の場合、フィボナッチを100円から150円まで引きます。
- 23.6%、38.2%、50%、61.8%、76.4%などのラインが表示されるはずです。
- 押し目ゾーンを確認
- 0.5~0.618のライン付近が「買いポイント」になる可能性が高い。
- このゾーンで価格が反発するのを待ちます。
2. 利確ポイントの設定
フィボナッチを逆に(上から下に)引き、次の目安を参考に利確します。
- 利確ライン:
- 1.618のライン(初めの目標)
- 2.618のライン(更なる利益を狙う)
具体例:
100円 → 150円の上昇波にフィボナッチを引くと、利確ラインが以下のように表示されます。
- 1.618のライン → 180円
- 2.618のライン → 200円
3. 損切りの設定
- 損切りは「明確なラインの下に置く」
- 例: 押し目買いを0.618ラインで行った場合、損切りラインは「そのラインの少し下(0.786ライン付近)」に設定します。
- 具体例:
- 100円 → 150円の波に対して、0.618のラインが120円の場合:
→ 損切りラインを115円に設定。
- 100円 → 150円の波に対して、0.618のラインが120円の場合:
チャートを用いたシナリオ解説
上昇トレンドのケース
- 波形:
- 100円 → 150円 → 130円(押し目)→ 180円(利確)
- エントリー: 押し目が**130円(0.618ライン)**で反発。
- 利確: 180円(1.618ライン)で半分利確。更に200円(2.618ライン)を目指す。
- 損切り: 125円付近(0.786ライン)。
- このように動く背景:
- 多くのトレーダーがフィボナッチの0.618ラインを意識するため、価格が反発しやすい。
下降トレンドのケース
- 波形:
- 200円 → 150円 → 170円(戻り)→ 120円(利確)
- エントリー: 戻りが**170円(0.618ライン)**で反発。
- 利確: 120円(1.618ライン)で決済。
補足テクニック
- 時間足の組み合わせ:
- 1時間足でフィボナッチを引いて、15分足でエントリーポイントを探す。
- 具体例: 4時間足で確認した押し目を1時間足で細かく観察。
- 複数の条件を組み合わせる:
- フィボナッチ + 移動平均線(MA)
- フィボナッチ + ダイバージェンス
具体例:
押し目が0.618ラインで、さらに移動平均線のサポートが確認できれば、信頼度が高まる。
まとめ:成功の秘訣
- 「押し目や戻りのゾーン」を正確に見極める。
- 利確と損切りのルールを事前に設定し、徹底して守る。
- トレードを記録し、自分の手法を検証・改善する。
この方法を使えば、利確や損切りに迷うことなく、シンプルにトレードを進めることができます!ぜひ、あなたのトレードに活かしてください。
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